啓蒙標識
●「障害者の住みよい町づくり」が進められておりますが、なかでも視覚障害者の交通安全対策として、当財団が昭和40年に考案開発いたしました点字ブロック等が今日広く普及されてまいりました。しかしながら、何んの為の対策であるのか市民(健常者)には充分な理解がなされておりません。この為、設置された点字ブロックの上に、自転車、ミニバイク、商店の看板等々が放置され、利用者からは「折角点字ブロックがあっても安心して歩けない。」等の苦情が絶えません。
こうした状況に呼応して各自治体でも「貼り紙」や「立看板」等の方法で、市民に理解と協力を呼びかけておりますが、充分な成果を得ることができず、苦慮しているのが現状であります。
そこで、当財団としてはこれらの問題を解決するためには、先ず「点字ブロック等は視覚障害者が街路を通行する際の道標」であることを啓蒙し、理解を呼びかけることが重要であると考え、この啓蒙標識を考案開発いたしました。これらの標識を点字ブロック等の設置箇所に近接掲示することにより、この対策の理解と協力を市民にアピールし、視覚障害者に対する「安全な道」の確保と、交通道徳の高揚にお役立て頂くことを目的としたものです。
こうした状況に呼応して各自治体でも「貼り紙」や「立看板」等の方法で、市民に理解と協力を呼びかけておりますが、充分な成果を得ることができず、苦慮しているのが現状であります。
そこで、当財団としてはこれらの問題を解決するためには、先ず「点字ブロック等は視覚障害者が街路を通行する際の道標」であることを啓蒙し、理解を呼びかけることが重要であると考え、この啓蒙標識を考案開発いたしました。これらの標識を点字ブロック等の設置箇所に近接掲示することにより、この対策の理解と協力を市民にアピールし、視覚障害者に対する「安全な道」の確保と、交通道徳の高揚にお役立て頂くことを目的としたものです。